
安全投資は「補助金で半額」の時代 — まず制度を知ることから
労働災害防止のための設備投資には、国・自治体の補助制度を活用できる場合があります。ここでは2026年9月時点で公表されている主な制度を、産業安全機器メーカーの視点で整理します。公募期間・要件は年度ごとに変わるため、申請前に必ず各公式サイトで最新の公募要領をご確認ください。
① エイジフレンドリー補助金(厚生労働省)
高年齢労働者(60歳以上)の労働災害防止のための設備改善等を支援する制度です。令和8年度は2026年5月20日〜10月31日に公募が実施されています。
| 上限額 | 100万円(コースにより変動あり) |
|---|---|
| 主なコース | 専門家総合対策コース(補助率4/5・1/2)/熱中症対策コース(補助率1/2)/コラボヘルスコース(補助率3/4) |
| 主な要件 | 1年以上事業を実施・労災保険加入・業種ごとの中小企業基準を満たすこと等 |
| 公式情報 | 厚生労働省 エイジフレンドリー補助金 |
高年齢の作業者が働く現場の接触事故防止(フォークリフト人検知AIカメラ等)や、熱中症対策義務化への対応設備が検討対象になり得ます。
② ものづくり補助金・IT導入補助金(中小企業庁ほか)
生産性向上のための設備投資・ITツール導入を支援する制度です。AIカメラによる安全監視や、バース管理システム(ヨビトラ)のようなクラウドツールは、公募回ごとの要件に応じて対象になり得ます。対象可否は公募要領と事務局の判断によりますので、申請前にご確認ください。
③ 自治体独自の補助制度
自治体が独自の安全対策補助を行う例もあります。代表例として、東京都は高齢者・障害者施設の送迎車の置き去り防止装置に、車両1台あたり100万円を上限とする補助を実施しています。事業所所在地の都道府県・市区町村の制度もあわせてご確認ください。
申請までの一般的な流れ
- 制度の確認:公募期間・対象要件・補助率を公式サイトで確認
- 見積もりの取得:申請書類には設備の見積書が必要です。TCIでは補助金申請用のお見積り・製品資料の提供に対応しています
- 申請書類の作成・提出:導入目的(労災防止・熱中症対策等)と設備の対応関係を明確に記載
- 交付決定後に発注・導入:多くの制度で交付決定前の発注は補助対象外です。順序にご注意ください
※当社は補助金の採択を保証するものではありません。制度の最新情報は各実施機関の公式発表をご確認ください。
